Pond Master型はオキシガード社の設置型連続DO測定装置の中で最もシンプルで低価格のモデルです。

溶存酸素及び温度のLCD表示器、3つの接点出力に加えロガー機能を備え、表示単位も%sat、ppmの表示切替が簡単に行えます。接点出力は4つの給餌時間、例えば夜、朝、昼、午後といった時間帯に給餌ディスペンサーを作動させたり、給餌前と後の溶存酸素濃度を設定し酸素注入を制御することも可能です。溶存酸素濃度と水温のデータは、USBメモリを横のインターフェースに差すだけでテキスト形式のデータとして回収できます。

電極の出力は長期安定で、隔膜・電解液の交換スパンが長く、汚れの除去以外は殆どメンテナンスを必要としません


総合カタログPDFダウンロード(2.3MB)




Pond Master表示器

 特  徴

   □ 表示器は完全防水(IP65)

   □ 長期安定球型電極

   □ 簡単なキャリブレーションと電極再生

   □ 温度測定機能と自動温度補正

   □ マイクロプロセッサ内蔵

   □ データ記録機能内蔵

   □ USBインターフェース



  仕  様

球形溶存酸素電極(DO Probe型)仕様

 形式

ガルバニック式

 流速

>1cm/sec(最低流速)

 測定範囲

0~20mg/L(ppm)、0~200%sat

 精度

±2%(校正時と同じ温度条件の場合)

 応答速度

60秒(90%応答)

 温度補償

内蔵(サーミスタ)、0~+40℃間において

 寸法

58mm(径)×59mm(長)、ケーブル含まず

Pond Master表示器仕様

 分解能(LCDディスプレイ)

3 ½桁

 表示項目

mg/L(ppm)、%sat、温度(℃)

 接点出力

3つのSPDTリレー接点(Feed、Control、Alarm)

 接点容量

交流最大値 250VAC 12A、最大3,000VA

 接点動作

Feed接点は、給餌時間(4通りの給餌時間、開始から終了までC(Common)とNC(Normally Closed)が接続状態に)用として
Control接点は、酸素注入(設定した酸素飽和度%satを下回るとCとNCが接続状態に)用として
Alarm接点は、溶存酸素、水温の警報用として
※これらの接点動作時はフロントパネルのLEDが点灯

 電源電圧

AC230V又はAC115V±10%

 サンプリング間隔

1分、5分、10分、30分、60分間隔から選択

 記録機能

フラッシュメモリ

 インターフェース

USBインターフェース

 使用環境

-20~+60℃

 寸法

120mm(幅)×120mm(高さ)×58mm(奥行)