OxyGuard Model 420型はトランスミッタを埋め込んだガルバニック2線式酸素電極です。電極にDC24Vを供給すれば、温度補償された酸素濃度に比例した4-20mAの電流が出力として流れます。この信号は内蔵電子機器やプロセス流体から電気的に絶縁されていますので、他の機器との間で干渉は起りませんから長距離伝送が可能になります。警報器やインジケータ、コントローラ、レコーダ、PLC、A/D入力を備えたPCシステム等、4-20mAが入力できる様々な機器に直接接続できる利点があります。

温度出力も同時に必要なら、4線式温度出力付き溶存酸素電極があります。

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 特  徴

   □ 長距離伝送

   □ 安定性がありゼロ調整不要

   □ 大容量の電解液で長期安定出力

   □ 温度補償機能内蔵

   □ 硫化水素に比較的影響されない

   □ 簡単なキャリブレーションと電極再生

   □ 用途に合わせた隔膜



  仕  様

 形式

ガルバニック式

 流速

1cm/sec(最低流速)

 電源

12〜35VDC(24VDC推奨)
最小入力電圧:12VDC(50Ωループインピーダンスにおいて)、
最大入力電圧:35VDC(1200Ωループインピーダンスにおいて)

 入出力絶縁

1,000V RMS

 測定範囲

0〜10mg/L、0〜20mg/L、0〜200%sat、0〜40mg/L、0〜400%sat、0〜25%vol、0〜100%volから選択

 精度

±2%以内(校正時と同じ温度の場合)

 安定所要時間

1秒

 動作周囲温度

0〜50℃

 寸法

58mm(径)×92mm(長)、コネクタ含まず

 重量

0.6kg(7mケーブル含む)

 センサケーブル長

標準7m(オプションで延長可)

 付属品

電解液及び隔膜×5枚、O-リング×5枚、ナイロンタワシ



  2線式及び4線式溶存酸素電極接続例


(上図)2線式溶存酸素電極(420型)接続例

(上図)4線式温度出力付き溶存酸素電極(420T型)接続例

出力は、
 ●下水処理用mg/L(ppm)  型式:D033M(溶存酸素:4〜20mA=0〜10mg/L)
 ●養殖用mg/L(ppm)    型式:D033M(溶存酸素:4〜20mA=0〜20mg/L)
     %saturation     型式:D033SV(溶存酸素:4〜20mA=0〜200%saturation)
 ●高飽和水用mg/L(ppm)  型式:D033MH(溶存酸素:4〜20mA=0〜40mg/L)
       %saturation   型式:D033SVH(溶存酸素:4〜20mA=0〜40mg/L)
 ●気中酸素濃度用%volume 型式:D033SV(溶存酸素:4〜20mA=0〜25%saturation)
 ●純酸素ガス用%volume  型式:D033SVH(溶存酸素:4〜20mA=0〜100%saturation)
の7種類があります。



  キャリブレーション

Model 420型溶存酸素電極は溶存酸素濃度に対し4-20mAの出力が得られる電極です。電極横についているポテンションメータ(調整ボリューム、右図赤矢印)により出力を調整して使用します。

例として溶存酸素は淡水で水温が15℃の時、飽和していれば約10.1ppmになります。また0ppmでは出力は4mAになりますので、0ppmで4mA、10.1ppmで20mAを表示するよう調整します。

%saturation(水中飽和度)では、普通100%を最大スパン値20mAとしますが、過飽和が度々観測される場合は100%の時に12mAに調整します。この場合、200%時20mAの出力が得られます。


Model 420型溶存酸素電極、ポテンションメータ