Scalar PAR Profilingシステムは、野外での研究に最適なポータブル水中光量子計です。水中の光合成有効放射(PAR 波長域:400-700nm)を地上比較センサ値と比較しながら測定します。PARセンサは、テフロン球形ディフューザーを採用しており、経年変化が少なく長期安定性に優れています。
BIS-2101D型水中器、QSR-2100型地上器は接続するコンピュータのシリアルインターフェース電源注1)で動作する低消費電力タイプの光量子計ですが、組合せて使用する場合は、写真のようなマルチプレクサーを使用します。
本体内部に固有のキャリブレーション係数が記録されており、機器が接続されると専用のソフトウェアが自動的に認識しますので、わずらわしい設定の必要がありません。
地上比較PARセンサと深度センサを標準付属としていますので、太陽高度の変化に伴う海面入射光の変動を、水中照度の補正に利用できます。
水中ケーブルは、引張強度225kgのケブラー繊維入りで補助ロープなしに観測が行えます。
オプションで温度センサを加えたBIS-2101P型(測定項目:PAR、深度、温度)も用意しています。
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