QSL-2100/QSPL-2100型は、センサ一体型のラボ用/水中用光量子計です。

他に類を見ない集光器は、水中での全方位からの光を光合成有効放射(PAR : 波長域 400-700nm)として測定します。またソフトウェアから選択することで空中用としてもご利用いただけます。
QSL型は検出管のみの防水仕様、QSPL型は完全耐水仕様です。

電源は、コンピュータのRS-232Cシリアル通信ポート注1)からの供給だけで十分で、従来のように電池の管理のわずらわしさはありません。本体内部には固有のキャリブレーション係数が記録されており、機器が接続されると専用ソフトウェアが自動的に認識しますので、係数管理の必要もありません。

集光器は用途に合わせて、1.27cm径(2101型)、1.91cm径(2100型)の二通りのサイズを用意しています。また材質はテフロンを使用していますので、耐候性に優れています。

QSPL用の水中ケーブルはケブラー繊維入りで十分な強度があり、最大100mまで可能です。




総合カタログPDFダウンロード(3.02MB)


単体カタログPDFダウンロード(108KB)



ラボ用光量子計
QSL-2100型




水中用光量子計
QSPL-2101型

  特  徴

   □ 小型・軽量

   □ 超低消費電力

   □ 全方位からの光合成有効放射

   □ 二通りの集光器サイズ

   □ 電池不要

   □ 確かな校正注2)



  仕  様

測定項目

水中/空中光量子

センサタイプ

フォトダイオード

測定範囲

1×1014〜3×1017quanta/cm2・sec

検出器

テフロンディフューザー

検出管

ステンレスパイプで保護された石英ガラス

分光特性

400〜700nmを平均して検出(分光平均感度差±10%)

測定単位

quanta/cm2・sec、μE/cm2・sec、μE/m2・sec、Volt

動作環境

0〜40℃

電源

不要(但しシリアルポート搭載Windows版コンピュータが必要)

インターフェース

RS-232Cシリアル通信ポート又はUSBポート(USBシリアル変換ケーブルを介して)

集光器寸法

1.91cm径(2100型)、1.27cm径(2101型)

検出器

25cm長

検出部/エレクトロニクス

4cm(径)×10cm(長)

ケーブル長

3.5m(QSL-2100/2101型) 最大100m注3)(QSPL-2100/2101型)



  波長感度特性

  入射角感度特性

  注1)専用のシリアル変換ケーブル(昇圧タイプ)を付属しています。

  注2)バイオスフェリカル社製の計器は全てNIST(米国国立標準技術研究所)に準拠しています。

  注3)ケーブルは別売です。