海洋環境調査用に開発されたオーシャンセブン315On-Line Moduleは、20年に亘る係留ブイで実証された長期計測安定性とそのコンパクトさを生かして、新たに定置型連続測定器となりました。
スペースの限られた船上にはうってつけのコンパクトなサーモサリノグラフとして活用できます。主な計測項目は塩分(温度、電導度)です。オプションにより取水口温度及びDO、pH、ORP、蛍光光度、濁度センサを追加できます。取水口温度を追加すれば、海水の取水口付近とフローセル内での温度が測れます。
内部にメモリを備え、搭載されている全てのセンサの読み取り値と取得日時を合わせた約16,000,000個のデータセットを保存できます。また長期観測向けに、電導度センサに生物付着/汚染対策として殺菌作用を発揮するUV-C
LEDをオプションとして組み込むことが可能です。
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