Handy Polaris TGP型は溶存ガス圧、溶存酸素を計測するハンディ型測定器です。

表示器はメニューとデータロガー機能を合わせ持ち、選択でいずれかが表示されます。溶存ガス圧及び溶存酸素圧から他のガス注1)の溶存を知ることができます。メンテナンスは簡単で定期的に溶存ガス検出テフロンチューブを交換し、通常の溶存酸素電極を再生するだけです。

(溶存酸素が高い水は好ましくても、溶存ガス圧が高い水は魚によくありません。
・・・ケイソン病/潜水病
※異常に高い場合、その原因は必ずしも窒素とは限りません。)

総合カタログPDFダウンロード(2.3MB)





 特  徴

   □ 自動キャリブレーション機能

   □ 自己診断機能(電極及び表示器)

   □ 気圧補正機能

   □ 防水構造

   □ データロガー内蔵

   □ 長期安定出力



  仕  様

電極仕様

測定項目

全ガス圧
(テフロンチューブ式)

溶存酸素
(ガルバニック式)

温度
(サーミスタ)

気圧

 測定範囲

0〜200%

0〜60.0ppm
0〜600%

-5〜45.0℃

〜2Bar

 精度

±2%

±1%+1digit ppm
±1%+1digit %

±0.2℃

±2%

 反応速度

テフロンチューブ内の圧が外圧(大気圧)と平衡になるまで

20秒以内(90%応答)

-

-

 温度補償

-

内蔵(サーミスタ)

-

-

表示器仕様

 表示

モノクロ液晶(バックライト付き)

 表示項目

全ガス圧(%)、溶存酸素(ppm)、溶存酸素(%)、温度(℃)、気圧(Bar)

 塩分補償

0〜59.0ppt(‰)間をプッシュボタンで設定(他の方法で測定した塩分値をキー入力)

 オートパワーオフ

2分後、5分後、10分後、15分後、30分後から選択(工場出荷時は5分後に設定)

 自己診断機能

電極及び表示器、ケーブル、電池残量

 電源

アルカリ乾電池9V形×1個

 電源寿命

1日当たり20回の観測(1回当たり2分)で約35日

 寸法

表示器:98mm(径)×36mm(高さ)、センサプローブ:58mm(径)×110mm(長)+ケーブル

 センサケーブル長

標準3m(オプションで延長可能)

 付属品

(溶存酸素電極用)隔膜工具及び電解液、隔膜×5枚、O-リング×5枚、ナイロンタワシ

  注1)トータルガス圧をチューブで計測する方法はWEISS SATURD METERとして登場し、水に空気が過剰に混入することで水棲生物に悪影響を及ぼすことを知るための測定器で、
    窒素圧を測定するものではありません。



  カートリッジ構造

  オプション

(左図)溶存酸素電極、(右図)溶存ガス圧用カートリッジ、
溶存ガス圧用カートリッジは簡単に交換できる構造です。交換後30分ほど後に、大気中にてゼロ点補正するだけです。

(上図)Polaris Link、
Handy Polaris TGPからデータを取り出す光通信ユニットです。ご使用のコンピュータのUSBインターフェースに接続し使用します。
※メモリを使用しない場合は必要ありません。